2020年1月現在ベストな香港経由マカオ行き(港珠澳大橋?フェリー?バス?)

2018年10月に開通した香港とマカオを結ぶ港珠澳大橋。便利になったと思いきや、以外にもフェリーのほうがアクセスが良かったという声も。
近年IR(統合型リゾート)としての成功例として取り上げられることも多いマカオの最新のアクセス情報を提供します!

マカオへの行き方

日本からマカオに行く主要な方法は2つ。マカオ航空(エア・マカオ AIR MACAU)の直行便でマカオに直接行く方法。そして香港経由でマカオに行く方法です。

マカオだけが目的地なら直行便が圧倒的に便利です。マカオは小さな半島なので、マカオ空港からは、どこに行くにもタクシーで100HK$=1500円前後です。
ただし、2020年現在の直行便はマカオ航空に限られており、成田・関空・福岡発着便などです。
一方で、香港経由ならば、JALやANAはもちろん、キャセイパシフィックなど多くのフライトがあり利便性は高いです。
また、香港ディズニーランドなどと一緒に楽しむ場合は、香港経由がおすすめです。

香港からマカオに行く方法は?

従来、香港からマカオに行く方法は、基本的にはフェリーでした。フェリーは「揺れる・時間がかかる」といった難点はありましたが、利便性はなかなか。
ところが2018年に香港とマカオを結ぶ、港珠澳大橋が完成したことで、香港からマカオに移動する手段は一気に港珠澳大橋を利用したバス便利用が主流に。
しかしこれ、一長一短なんですよね。制限区域が空港とつながっており、面倒な手続きが省略できるフェリーに対して、バスは現在乗ったり降りたりが多い。
さらには、バス便が主流ながら、日本語での最新情報がなかなかありません。そこで今回は2020年1月現在の港珠澳大橋を利用した香港からマカオへの移動方法を詳しく説明します。

港珠澳大橋とフェリーはどっちが利便性が高いのか?

港珠澳大橋の利用方法は、少々複雑。日本のアクアラインと同じような構造ですが、香港とマカオをいう異なった制度を運用する2つの国をまたぐ橋です。そのため、出境審査や入境審査といった手続きが必要になるのです。

具体的には香港国際空港に到着後、
①空港制限区域内で荷物を受け取り、香港への入国審査と税関検査を受け制限区域外へ。
②制限区域外から港珠澳大橋(HZMB)へ移動(バスorタクシー)
③港珠澳大橋(HZMB)の香港側から香港からの出境審査
④出境審査後の港珠澳大橋(HZMB)の制限区域内の香港側からマカオ側へ移動。(バス)
⑤港珠澳大橋(HZMB)の制限区域マカオ側から、マカオへの入境審査を受け制限区域外へ。
⑥港珠澳大橋(HZMB)マカオ側制限区域外から、ホテルへ移動(バスorタクシー)
という道のり。

フェリーの場合はどうでしょう?実は従来主流だったフェリーは空港の制限区域内から香港に入国せず、直接マカオに入国することができたのです。そのため、
香港空港に到着後、
①香港空港の制限区域内のトラムでフェリー乗り場に移動
②マカオ港へフェリーで移動。
③マカオで荷物を受け取り、入境審査を受け、制限区域外へ
④制限区域外からホテルへ移動

バスによって利便性が上がるかと思いきや、実はフェリーのほうが「日本で飛行機に乗せた荷物が、マカオまでそのまま運ばれるので、香港-マカオの移動は荷物を持つ必要がないこと」そして、「乗り換えが少なくて済むこと」などから、利便性が高いことが分かります。

ただ、残念ながらフェリーは依然と比べて大幅に減便(マカオ半島行きコタイ行き)されています。

尖沙咀や、香港島からのフェリーは多くあるものの、空港発のフェリーはかなり便数が少なく、香港空港~マカオ半島、香港空港~IRリゾートが多く立地するコタイエリアは、それぞれ2~3便程度しかなく。利用は現実的ではありません。

そのため、2020年現在は、バス便で利用するのが最も現実的な手段になっているのです。

バス便で利用できるのは路線バス利用か直通利用か

さて、香港からマカオに港珠澳大橋を利用してわたる場合、最低でも3回はバス等で移動する必要があります。
①香港空港から港珠澳大橋(HZMB)香港側へ。
②港珠澳大橋(HZMB)の香港側からマカオ側へ
③港珠澳大橋(HZMB)マカオからホテルまで
です。

これまでは路線バスを乗り継ぐ必要がありました。
しかし2020年12月に、香港空港からマカオまでの直通バスが運航を開始しました。これで利便性は飛躍的に高まる・・・はずでしたが、実はそうではありませんでした。

というのも、直通バスは、香港空港から港珠澳大橋(HZMB)マカオ側までを結ぶバスです。ところが、バスの中で出境検査や入境検査を受けることはできません。
そのため、直通といいながら、路線バス同様、空港を出発後、5分ほどで、一度港珠澳大橋(HZMB)香港でバスを降車させられます。

HZMBの香港側で一度荷物を持って降車する必要がある

そして荷物を全て降ろして出境検査を受ける必要があります。その後、制限エリア内に移動したバスにもう一度搭乗して、橋を渡って、マカオ側で降ろされるのです。
そう、直通といっても、実際には、①と②で同じバスに乗れるというだけです。自分が下りる必要があるのはもちろん、スーツケースもわざわざ下ろす必要があるので、利便性は全然高くないというのが本当のところです。

路線バス+シャトルバス+タクシーがおすすめ

結局のところ、一番のおすすめは、
①香港空港から港珠澳大橋(HZMB)香港口岸までは路線バス
②港珠澳大橋(HZMB)香港口岸~マカオ口岸)はシャトルバス
③港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)からホテルはタクシー
です。

香港空港-マカオ直行バスよりも、路線バス乗り継ぎがおすすめなわけ

香港空港からマカオに直行するバスは、Cross-boundary Coahや、HK Airport Directなどと呼ばれています。


メリットは先ほど言った通り、空港~(HZMB)香港口岸~HZMBマカオ口岸で同じバスに乗れることです。しかし一度バスから降りて荷物を降ろす必要があるので、このメリットは限定的です。(開通の案内記事

一方で、デメリットがいくつかあります。
まず金額が高いこと。路線バス(6HKD)とシャトルバス(65HKD)の乗り継ぎは、71HKD=1000円程度です。しかし直通バスは、185HKDと、2倍以上の値段です。

さらに5分に一本以上の頻度で出発する路線バスやシャトル便と比べて、直通バスは、30分に一本です。出発までの待ち時間が多くかかるケースが多いです。
また、途中で降車する(HZMB)香港口岸では、バスに搭乗していた人が全員揃わないと出発しません。入境に時間がかかる人がいるとその分待つ必要があります。
シャトルバスは非常に多くの本数が、乗客が集まり次第出発する仕組なので、ビュンビュンと出発。実際に着席後数分で出発するケースがほとんどでした。

港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)からホテルは絶対にタクシー!

ガイドブックでも紹介されているように、マカオでの特徴的な乗り物は、カジノバスです。これは交通の結節点とカジノホテルを結ぶ無料バス。基本的には運賃不要で運んでくれるのでとても便利です。

カジノバス

しかし、バス利用者には大きな落とし穴があります。それが、カジノバスは、港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)からは出ていないということ。マカオ半島とコタイ島にある2か所のフェリー乗り場からしか発着していません。


そのため、HZMBマカオ口岸からは、カジノバス乗り場があるフェリー乗り場までは、またまたシャトルバスに乗る必要があるのです。

そしてフェリー乗り場に到着後に、カジノバスに乗り換えてホテルに到着。
マカオについてから2度もバスに乗るのは本当に疲れてしまいます。ですから、ここは絶対にタクシーを利用したほうがベターです。実際タクシー代もグループで150HKD(2,000円)もしません。

香港からマカオ行きバスの乗り方は?

香港空港で降機後、フェリー乗り場がありますので、時刻表をチェックしましょう。もし都合よく乗れそうな便があれば、フェリー乗り場でチケットを購入して、荷物タグを渡して、そのままマカオに行っちゃいましょう!
多少値段は高くとも、スーツケースはそのまま運んでくれますし、メリットが大きいです。

都合の良いフェリーがない、安いほうがよいというときは、路線バス・直通バスともに、荷物をピックアップし、香港に入国してしまいます。
必要に応じて両替を。直通バス&カジノバスであれば、現金は不要ですが、疲れてタクシーを利用する可能性があるなら、両替をしておきましょう。なお、レートはやや悪いです。具体的には、1000HKD(1.5万円)を両替するのに、空港では15,500円必要ですが、マカオ内のカジノだと14,500円です。交通費だけなら5000円ほどあれば十分です。

その後、路線バスであれば、L3階にあるバス乗り場から「B4」という番号の循環バスに乗りましょう。6HKDですが、オクトパスカードも利用できます。スーツケースの持ち込みも可能です。というか空港から乗る人は何等か荷物を抱えているので全く問題ありません。
また、直通バスは、A02カウンターでチケットを購入します。乗車まではカウンターの近くで待つように言われ、係員に引率されてバスに乗車します。

さて、いよいよ出発です。といっても空港をぐるぐるしているうちに、わずか5分ほどで、港珠澳大橋(HZMB)香港口岸に到着します。
路線バス・直通バスともに、ここですべての荷物を降ろして、入境審査を受けます。直通バスに乗った人は、ここでバスのナンバーなど特徴を覚えておきましょう。

入境審査自体は、特に質問されることもなく、難なく通過できるはずです。

審査通過後のエリアは空港で言う制限区域です。

直通バスに乗って来た人は、同じバスを探します。直通バスである「Cross-boundary Coach」の表示に従って進みましょう。電光掲示板に乗ってきたバスの車番等が表示されています。お目当てのバスを見つけたら、係員にチケットを渡して搭乗する仕組です。時間がかかっても置いていかれてしまう心配はありません。

シャトルバスを利用する場合は、審査通過後にチケットを購入します。ICカードの場合は自販機で購入可能ですが、クレジットカードや現金の場合は、窓口での購入です。

なお、現金では香港ドルでの購入ですが、おつりはマカオのパタカで返されます。厳密には香港ドルよりパタカは価値が低いので、クレジットカードでの購入がおすすめです。往路はあまりこだわらなくていいのですが、復路の場合、そもそもパタカが香港では使えませんので、パタカのおつりは先たほうが無難です。
その後、シャトルバスの案内表示に従って、バスに乗りましょう。

到着は交通手段が貧弱なHZMBマカオ口岸

直通バス、シャトルバスともに、到着地は港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)です。ここからの交通手段は、路線バス101系統or102系統もしくは、カジノバス乗り場行きのシャトルバス、タクシーなどです。
旅慣れた人だと、路線バス出もよいかもしれません。
多くのガイドブックなどでは、カジノバスの利用が推奨されますが、実はこの港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)からはカジノバスは出ていません。カジノバスが発着するのはマカオの2つのフェリー乗り場です。そのためカジノバス乗り場まで、無料シャトルバスで移動する必要があります。
入境審査を通過して、「カジノバス」表記に従って進むとバス乗り場があります。

行先は2つ。
1つは、マカオ半島にある最大のフェリーターミナル「アウター・ハーバー・フェリーターミナル(中: 外港客運碼頭、英: Outer Harbour Ferry Terminal)」。
もう一つは、外資系カジノホテルが多く立地するコタイ地区に便利な、タイパ・フェリーターミナルです。
基本的にどちらに乗ってもカジノバスが出ているのですが、宿泊ホテルがマカオ半島なら「アウター・ハーバー・フェリーターミナル」を利用し、コタイ地区ならばタイパ・フェリーターミナルが便利です。

しかし、マカオに不慣れな方々の到着初日は、カジノバスの利用は推奨しません。おそらく、飛行機で香港に来て、その後路線バスやシャトルバスを乗り継いで来ているはず。さらにシャトルバスとカジノバスを乗り継ぐのは疲労度が高いからです。
また、カジノバスは、これまでのシャトルバスなどと雰囲気がガラッと変わります。というのも多くの中国大陸の人たちがカジノバスを利用し、より一層混雑します。さらにカジノバスは複数のリゾートホテルを巡回するため、混雑してざわついた車内で希望の宿泊ホテルで降りるには神経を使うからです。

そこで絶対的にお勧めするのがタクシーです。港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)では、多くのホテルに乗り入れている黒と白のタクシーを選んで乗れば全く問題なく、ホテルに到着することができます。ホテルにつけば、英語ができるドアマンもいるので、料金トラブル等の心配もありません。


気になる料金ですが、120HKD~150HKDを見込んでおけば十分です。タクシーによっては混雑を嫌って遠くの橋を使うため、少々値段が上がることはありますが、それでもおおむねこの料金内に収まります。

帰路は

基本的に帰路も同様です。ホテルでは、タクシーでガイドブックやスマホで港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)を見せれば、すぐ理解してくれます。
また、チケットは、港珠澳大橋(HZMBマカオ口岸)で直通バス、シャトルバスともに購入可能です。ただし、現金で購入するとおつりがマカオでしか利用できないパタカで渡されてしまうので、クレジットカードかおつりが出ないよう購入するのがおすすめです。

香港側での降車後は、同じ直通バスか、路線バスに搭乗します。路線バスではオクトパスカードが便利ですが、なければ現金で支払いましょう。
どちらにも、すぐに空港に到着です。空港では、パスポートと航空券の提示が必要です。海外利用できるスマホがない場合は事前に紙印刷が必要なので注意しましょう。

2020年のマカオ旅行で持っていくと便利なものは?

今回のマカオ旅行で痛感したのは、インターネット環境の重要性です。ご承知の通り、香港情勢は予断を許さない状況。さらに、マカオは新たにトラムがオープンしたり、港珠澳大橋ができたりと交通網も大きな変化が起きており、ガイドブックの情報がもはや全く古いという状況にあります。
そこで、リアルタイムに情報を得るためには、インターネット環境が極めて重要になっています。さらに、2020年1月現在、香港空港に入るためには、パスポートと航空券が必要です。事前に印刷していない場合は、スマホのEチケットでもいいのですが、ネットが繋がっていないと表示できません。

ドコモやAU、ソフトバンクは海外ローミングサービスを展開していますが、おすすめするのはamazonで事前に海外利用が可能なsimカードを購入することです。

私が今回購入したのはこちらのsimカード。【中国聯通香港】4G-マカオ・香港SIM
香港とマカオで利用可能で、googleMapや、ネット閲覧なら十分な速さです。

なお、海外で利用できるスマホを持っていない場合は、これらのルーターが1台あるととても便利です。基本的に日本で販売されているwifiルータは、日本仕様で、海外では利用しにくい場合があるので、心配な人は購入をお勧めします。

【公式販売】GlocalMe-1-1ギガ分のグローバルデータパック付け-世界100国・地区以上対応-iPhone・Xperia・Huawei・Galaxy・iPadなど対応-5350mAh充電バッテリー

この機種は、クラウドsimを利用していて、現地でsimカードを購入せずとも、海外利用できるタイプです。さらに現地のsimカードを入手できれば、simスロットが2つあるため、simカードを利用して安価に現地の通信会社を利用することができます。上記のSIMカードとセットで購入しておくととても便利です。

海外のホテル利用では、SPGアメックスカードがおすすめ

マカオで、私たちが宿泊したホテルは、シェラトングランド・マカオホテル,コタイセントラル 。ここ、巨大過ぎるホテルで客室数は約4000。マカオの巨大リゾートホテルはどこも非常に大きなサイズです。チェックイン客だけで、ものすごい人数。


その時係員に「ボンベイの会員か?」と聞かれ「Yes Gold Member!」と答えるとクラブラウンジでチェックインができました。

この秘密は、発行するだけでマリオットの上級会員組織であるボンベイゴールド会員資格が得られるSPGアメックスカード。
今回は、SPGアメックスカードの会員であったため、優先チェックイン・レイトチェックアウト、そして部屋の無償アップグレードの恩恵を受けることができました。

当日は12月31日の年越しの日。チャック員の時に、「ゴールド会員なので、エッフェル塔が見える部屋をアサインしておきました。きれいな花火がご覧いただけると思います」とのこと。

部屋に入った途端、家族から歓声が上がる素晴らしい眺望

実際に年越し花火をとってもきれいに見ることができました!

無償でアップグレードされたホテル客室からの花火

そのほかメリットについては、こちらの記事をご覧ください。

【実録】2020年もSPGアメックスで得られる「ボンベイゴールド」は海外でアップグレード続出。未だ魅力一杯だった体験談

2018年12月12日

 

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