シンカリオンとゾイドワイルド打ち切りの真相に迫る!視聴率はなんとXX%だった!?【最終回の理由は?】

子供に大人気のTBS系列で放映中のテレビアニメ「ゾイドワイルド」そして「シンカリオン」の2つの番組が、残念ながら6月29日(土)で最終回!おもちゃの売れ行きも良くて視聴率もいいはず!なのになぜ打ち切り?!
後続枠は?続編は見れない?
ズバリ視聴率や大人の事情や理由も分析しながら、今後の行く末を紹介します。

ゾイドワイルドとシンカリオン打ち切りの衝撃

ゾイドワイルドとシンカリオンは毎週土曜日の朝6:30~7:30でTBS系列で放送している人気番組。
子供達にとっては、毎週の楽しみ。金曜日にワクワクしてなかなか寝付けないのに、土曜日の朝に飛び起きる。せっかくの休みなのに、早々に起こされなくて済むようになるのか?なんて思いつつ、楽しみにしている子供たちを見ていると打ち切りは、残念でなりません。

しかも只の番組終了ではなく、アニメ枠自体が終了。後続番組はスポーツを中心とした報道番組との。すでに同じ時間帯にはNHKやフジテレビで報道番組を放映しています。
シンカリオンもゾイドもおもちゃ売り場では人気コーナー。番組もそれぞれ大盛り上がりしており、「なぜあえて、このタイミングで打ち切り?」と残念な人も多いはずです。

ゾイドワイルドとシンカリオン打ち切りの真相

ゾイドワイルド・シンカリオンともに、最近でも、おもちゃの新製品は続々と販売されています。
両番組ともに、番組で活躍したキャラクターは、放映直後に、おもちゃがすごい売れ行きとなります。

おもちゃの単体発売だけではこれだけの売れ行きにはならないはず。そう考えると新作のおもちゃを出し続けるということは、タカラトミー側としてはゾイドやシンカリオンシリーズ自体はとても重要視しているって想定できますよね。

しかしこのタイミングで番組が打ち切りになった理由については所説流れています。でもズバリ、ゾイドワイルドとシンカリオンの打ち切りの理由はタカラトミー社の株主総会でズバリ回答しています。それは「TBSの編成方針によるもの」とのこと。

タカラトミー社としてスポンサーを降りたのではなく、あくまでもテレビ局側が原因だと公式に回答しているんですよね。

人気のあまり放映期間が延長された「シンカリオン」

2018年4月に始まったシンカリオンは2019年3月で終了予定となっていました。しかしシンカリオンは、同枠のドライブヘッドの映画版にもゲスト出演をするなど、予想外に人気に火が付きました。そのため、当初予定より放映期間が延長されました。(若干話が強引になったりもしましたが)


これはシンカリオン人気を象徴する出来事と言えるでしょう。

ゾイドワイルドについては、DVD発売時から50話完結とされていました。ゾイドワイルドは、ちょうどこの時期に終了することが予定されていたのです。そしてシンカリオンも延長したものの、2019年6月に終了するのはある意味仕方がないものでした。

なので、打ち切りというよりも「予定通り番組が終了」という言い方が正しいですよね。
ただ、シンカリオンについては、延長された過去があったため、なんとなくみなさん人気もあるので、このまま続くんじゃないかと期待していたんですよね。ゾイドに関しても、「次の番組は何だろう」と当然アニメ番組が続くと思っていた人も多いと思います。なので、アニメ枠から報道枠になるということは、実際には打ち切り的なイメージになってしまったんですね。

シンカリオンとゾイドの実際の視聴率はたった1%!??

当初の予定が延長されるほどの人気を博したシンカリオンが、「まさかの番組終了!」とショックを受けたものの、実際の視聴率は決して高いとは言えなかったようです。

例えばビデオリサーチ社が公表している視聴率ランキングのアニメ部門において、放映開始後からこれまで、シンカリオン・ゾイドともに一度も10位以内にランクインしていません。
シンカリオンの中で神回ともいわれ、シンカリオンファン以外でも話題が沸騰した第31話「発進!!シンカリオン500 TYPE EVA」が放映された2018年8月11日(土)放映分でさえ、「アニメおさるのジョージ」や、「おしりたんてい」などがランクインする中、2%台の視聴率にさえ達していないようでランキングされていません。

直近のデータを見ても確かに、おさるのジョージやおしりたんていは8時~9時台の放映。それに比べると、ゾイドワイルド~シンカリオンが放映される6時30分~7時30分の時間は、視聴率も低くなりがち。

それでも、フジテレビ系列の「GO!GO!チャギントン」は、 6時15分~6時30分という時間ながらも3%台の視聴率をとることもありました。
やはり視聴率だけで見ると、ゾイドワイルド・シンカリオンともにあんまり振るわないといってもいいでしょう。

さらに、正式な発表ではないものの、ツイッターやインターネット掲示板等から情報収集した直近の2019年6月22日(土)、23日(日)の視聴率はこのような報告もあります。

番組名 視聴率 チャンネル
ゾイドワイルド 0.9% TBS
シンカリオン 1.0% TBS
スター・トゥインクルプリキュア 4.4% テレビ朝日
仮面ライダージオウ 3.2% テレビ朝日
騎士竜戦隊リュウソウジャー 2.6% テレビ朝日
ポケモン 2.1% テレ東
おしりたんてい 3.6% NHKEテレ

残念ながらゾイドワイルド0.9%、シンカリオン1.0%といった具合に多少の上がり下がりはあったとしても、1%前後を推移しているようです。

0.9%~1%の視聴率は、アニメの中でも低いですし、同年代をターゲットにしつつ、イケメンや美女をそろえてお父さん・お母さん視聴者も確保をもくろむ仮面ライダージオウや、リュウソウジャーと比べても低めです。

さらに、同時間の報道番組でも5%以上はあるようなので、時間帯としても低い視聴率と言っていいでしょう。っていうか1%って下手な深夜番組よりも低い数値です。こりゃ打ち切りになるわ。
とも思いますが、そう話は単純ではないようです。

ネット配信や録画の視聴率は?

注意すべき点は、この視聴率にはネット配信や録画による視聴は含まれていません。録画による視聴に関しては視聴率調査最大手のビデオリサーチ社では「タイムシフト視聴率」として別に調査していています。そしてタイムシフト視聴率は、ドラマだとリアルタイム視聴率を超える数値も出るようです。

タイムシフト視聴率特有の傾向として、サザエさんや路線バスの旅等、流し見が多い番組は、リアルタイム視聴率は高くてもタイムシフト視聴率が低い(わざわざ録画しない) です。逆にアニメやドラマでも趣味性が高い番組は、リアルタイム視聴率よりもタイムシフト視聴率が高いようです。そう考えると、録画して繰り返し見たくなるシンカリオンやゾイドワイルドはタイムシフト率が高そうといえます。

なお、信憑性が高いネット配信数調査はないので、ネット視聴率はわかりません。 でも、後述するようにネット配信で簡単に見られちゃうシンカリオンや、ゾイドワイルドはネットで見るからいいやって人も多いハズです。一方で、同じキッズ向けでも仮面ライダーやリュウソウジャーはバンダイチャンネルだけだったり見逃し配信で期間が限定されていたりという番組に比べて、いつでも見れるという安心感はだいぶ違いますよね。そう考えると、テレビをリアルタイムで視聴するという形態以外に多様な視聴手段があるゾイドワイルドやシンカリオンは、単純にテレビの視聴率だけでは推し量れないなにかがあるはず。じゃないとこの人気が説明できません。

視聴率が低くても絶大なメディアミックス効果

しかし注目すべきは、タカラトミーが2019年3月決算で過去最高益をたたき出したということ。
そして、その要の一つ因として「プラレール商品シリーズ」で大幅な伸長があったとのこと。これは、まさに「シンカリオン」が大きな要因ということですね。

さらに、シンカリオンの陰に隠れがちなゾイドワイルドですが、タカラトミーとしてのポテンシャルはシンカリオン以上ととらえている模様。ベイブレードやトランスフォーマーに続くタカラトミー社の第3の柱にしていくとたった3ヶ月前の決算説明会でも明言しています。

タカラトミー決算資料より

決算資料によると、近年タカラトミーはアジア諸国での伸びが著しい様子。そうなると海外では鉄道や新幹線は日本ほど身近ではありません。そのためプラレールの海外展開は台湾など一部を除いては、あまり期待できません。
そこで、アジア諸国で受け入れられやすいゾイドワイルドなどの展開を見込んでいるようです。
特に、ゾイドワイルドは任天堂スイッチで対応ソフトを販売するなど、おもちゃだけでなく、映像やゲームなど様々な展開を行っています。ゾイドワイルドとシンカリオンはタカラトミーにとっても非常に重要な商材であることが決算資料からもわかります。

シンカリオンとゾイドのテレビ放映はタカラトミーのPRには最適

ゾイドワイルドやシンカリオンの放映中には、タカラトミー製品のCMやマクドナルドのハッピーセットなどのCMがじゃんじゃん流れます。おそらく幅広い世代が多方面に関心を持つ報道番組などと違い、シンカリオンやゾイドの視聴者は、タカラトミー製品やマクドナルドのターゲットに合致しており、購買意欲も高く、CMに多大な影響を受ける層です。視聴率が低くても、ずばりターゲットに向けてCMを打てるってことは、タカラトミーの購買層に向けたPRとしてはとても高い効果、特にシンカリオンの新作おもちゃや、新作映画の告知効果はとっても高いはず。
そう考えると、たった1%でも、タカラトミーにとって今後の伸びが期待できる、シンカリオンとゾイドワイルドのテレビ放送は非常に重要だったはずです。

「テレビの視聴率」という視点では、今一つ伸びていないようですが、テレビ放映含めたメディア全体の戦略としては、シンカリオン・ゾイドともに成功していると言えるでしょう。

テレビ放送打ち切りの真相は?

通常テレビ放送打ち切りと言えば、視聴率の低迷によってスポンサー企業が広告効果を十分に得られないことから、スポンサーを撤退して打ち切るケースが多いです。
ただ、今回のシンカリオンやゾイドワイルドなどのアニメ枠の廃止は、どうもそういった事情ではないようです。視聴率は1%ながらも、まさにシンカリオンやゾイドワイルドによって好調だった業績のタカラトミーとしては何としても手放したくないアニメ枠だったはず。

実際にタカラトミーの株主総会でも、「TBSの編成の事情によって廃止」と発言されたと話題になっています。
アニメ枠の後続は残念ながら「まるっと!サタデー」という情報番組。
おそらく東京オリンピック開催に向けた盛り上がりを醸成したいというTBSの意向が大きいと思われます。
1年後のオリンピックに向けてスポーツ全体が盛り上がりを見せる中、休日の朝の情報番組を今から定着させておきたいという狙いでしょうか。

ゾイドワイルドやシンカリオンの続編や再放送は?

後続番組以上に気になるのがシンカリオンやゾイドワイルドの続編がどうなるのかですよね?
シンカリオンの前作、ドライブヘッドは3月に番組が終了となって7月の映画公開までyoutubeで、劇場版までのつなぎとしてスピンオフ作品のようなものが毎月公開されていました。今回のシンカリオンでも、映画のPRも含めて、なんらかテレビメディア以外のwebメディアで、映画まで盛り上げる取組が行われると期待しています。
残念ながらゾイドワイルドは、原作がコロコロコミックで連載していました。そのため、中途半端なオリジナルストーリーを配信すると、いざ続編が放映しにくくなることから、中途半端なwebでの配信は難しいかもしれませんね。次作の放映を待つしかないかもしれません。

もう一度ゾイドワイルやシンカリオンが見たい!(動画配信と再放送)

もう二度と「嵐やワイルドライガー」、「早杉家のみんなやシャショット」に会えないの?というとそんなことはありません。
まずシンカリオンについては、すでに再放送が決定しています。

しかも東京MXテレビとBS-TBSで再放送するので、首都圏なら地上波で、それ以外でもBS放送で楽しむことができます。もちろん通常のテレビなので、動画配信用に別途費用が掛かることはありません。
ただし、これだと1~2話ずつ。なのでおすすめは安価でお得な動画配信の利用です。

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ただし、残念ながらゾイドワイルドはamazonプライムビデオでは配信していません。

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2 件のコメント

  • こんにちは。コメント失礼致します。
    >そこで、アジア諸国で受け入れられやすい、ドライブヘッドやゾイドワイルドの展開を見込んでいるようです。
    の部分ですが、ドライブヘッドではなくトランスフォーマーの間違いではないでしょうか?
    画像に載っているのもトランスフォーマーですし。

    • ご指摘ありがとうございます!私もまだまだ不勉強なところがあるので、今回はシンカリオンとゾイドワイルドに絞った考察に修正いたしました。ご連絡ありがとうございます!

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